膝が痛い時はどうしたらよいでしょうか。
膝がギクギクと軋んで痛い、そんな時は、迷わず座ってくださいね!
人目など気にする必要はありません。
膝が痛いという患者さまは、当院にも多く来院されています。
特に痛むのはどんな時かお伺いすると、階段の上り下りをするときとのお答えが最も多いです。
その他にも、立ち上がった時などに、声が出てしまうくらい痛みのある患者さまもいらっしゃいます。
膝痛の原因
膝の痛みは、関節の痛みと、筋肉の痛みに大きく分けられます。
関節の痛みによる膝痛の主な原因
膝を支えている太ももの筋力低下が原因と考えられます。
太ももの筋肉には、膝の関節を支えるという重要な働きがありますが、その筋力が低下してしまうと、運動している時や歩いている時に膝関節の骨と骨とが直接ぶつかってしまいます。それにより骨と骨の間にある軟骨がすり減ってしまいため、炎症が起こります。
その他にも、加齢による軟骨の変化や肥満による上半身の重み、O脚などが、軟骨がすり減る原因として考えられます。
筋肉の痛みによる膝痛の主な原因
運動不足が考えられます。運動不足になると筋肉の血流が悪くなり、筋肉が硬くなってしまいます。硬くなった筋肉は伸び縮みがしにくくなってしまいます。そんな状態で運動をしたり、ある一定以上の負担がかかる運動を行うと、筋肉が部分的に切れてしまうため、炎症が起こります。
膝痛の症状
階段の上り下りをするときに膝が痛む
立ちあがったときに膝が痛む
膝が痛くて日常生活にまでも支障が出ている
常に膝が痛くて動きたくない
膝が痛くて正座ができない
膝の痛みをかばったため腰や股関節までも痛みはじめた
運動した後に膝がしばらく痛む
膝痛の対処法
いずれの膝痛の場合でも、その原因や進行程度によって治療法や対処法は異なります。
炎症や痛みが続くという場合は、まずは病院を受診しましょう。
まず最初に原因を明確にすることが大切になります。そのうえで適切な治療を受け、膝痛に対処していく必要があります。
整形外科では
整形外科など病院では、注射してもらったり、痛み止めの薬を処方してもらったりすることができます。これにより、炎症や痛みを抑えることができます。しかし、注射や薬ではその症状を引き起こす原因を解消することはできません。
整骨院では
一方、整骨院では手技療法によって、筋肉を緩めたり、可動域を広めたりしていきます。これにより本来の筋肉の働きや体の動きができるように促していくことで、痛みの緩和および治癒を促進していきます。
膝痛の最良の対処法
膝の痛みを治す最良の対処法は膝にかかる負担を軽くすることです。つまり、最良の対処表は減量することです。体重を落とせば膝への負担は軽くなります。その次に大切なことは、膝の周りの筋肉を鍛えることです。筋肉が膝にかかる負担を代ってくれため、筋肉を鍛えることにより、膝の負担が軽くなり、結果として痛みが和らぎます。
運動療法について
重症化していない膝痛の改善には、運動療法が非常に有効といえます。関節周辺の筋肉を鍛えることで、関節の動きが安定します。これにより、関節間の衝撃を和らげて、痛みを軽減することができます。
痛いからと言って歩かなければさらに筋力が低下し、膝痛はさらに悪化してしまいます。多少痛くとも間もなく痛みが治まるようであれば、15〜30分ほど歩くことは進行防止につながります。歩行中に、ひざのサポーターを活用することも効果的です。ひざのサポーターは低下した筋力を補ったり、膝の軟骨を保護したりします。
ただし、原則として、運動療法なども、医師や専門家に相談して続けることが大切です。膝痛の対処法として運動療法を取り入れる場合には、必ず専門家に相談しましょう。
みうら整骨院では、患者さまお一人、お一人に合った施術や電気治療、運動療法を実施して、その膝の痛みを軽減させていただきます。膝が痛いと感じたら迷わず、みうら整骨院にご相談ください。