肩こりについて
肩こりの症状
- ・肩や背中が張っている
- ・常に肩に力が入っている
- ・上を向きにくい
- ・腕がだるくなったり、手がしびれたりする
- ・目が疲れる
- ・めまいがすることがある
- ・頭痛がでることがある
- ・手足が冷える
- ・十分に眠れないことがある
- ・吐き気がすることがある
首から肩、背中の上部、肩甲間部など、肩周辺の筋肉が凝っている症状が肩こりです。
たかが肩こりと思う方もいるかもしれませんがと、肩こりはさまざまなつらい症状の原因のひとつとなりえます。
肩こりの原因
ストレートネックや、長時間のデスクワーク、肉体的精神的なストレス、自律神経の乱れなどによる肩周辺の筋肉の緊張による血行不良が原因と考えられます。
・ストレートネック
ストレートネックとはその名の通り、首の骨が真っ直ぐになっている状態をいいます。
通常、首の骨や背骨はS字カーブを描いており、およそ5kgもある頭を支えています。
首の骨や背骨がS字に湾曲していないと肩や腰などにかかる負担が大きくなってしまいます。
しかし、デスクワークやスマートフォンの操作など、顎を前に突き出した姿勢や前かがみになった姿勢で作業をしていると、その状態で筋肉が硬くなってしまい、作業をしていない時でもストレートネックの状態になってしまうのです。
ストレートネックになると肩や首が凝りやすくなります。
・長時間のデスクワーク
同じ姿勢でパソコンに向かい続けるなど、長時間のデスクワークにより、首や肩周辺の筋肉に緊張状態が続き、肩こりの症状があらわれます。
肩こりや首のこりの原因で最も多いのがこの長時間のデスクワークによるものです。
またひどくなると頭痛の症状をも引き起こします。
・肉体的精神的なストレス
肉体的または精神的にストレスを受けると、筋肉を緊張させる自律神経の働きが活発になり、肩周辺の筋肉が緊張し、肩こりが起こります。
このようなストレス状態が続き、筋肉に過剰な緊張状態が続くと肩こりが慢性化することもあります。
・眼精疲労
パソコンやスマートフォンなどを長時間にわたって操作し目を酷使し続けたり、眼鏡の度が合っていなかったりすることにより、慢性的な目の筋肉の緊張や疲労が生じ、肩こりの症状を引き起こすこともあります。
・運動不足
運動不足などにより、普段から筋肉が使われていない、筋肉の緊張や疲労が起こりやすくなり、肩や首がこります。それだけでなく、運動不足は血行不良を招き、肩こりの原因になります。
・寒さ
寒い場所や冷房の効いた室内で長時間過ごしていると身体に不自然に力が入ってしまい、筋肉が緊張します。さらに、寒さによって自律神経の乱れを引き起こすために、筋肉の緊張が強まり、肩こりの原因となります。
肩こりの対処法
・正しい姿勢をつくる
うつむき加減の姿勢は、首や背中に負担がかかります。
デスクワークの際には、パソコンや書類の高さを調節し、目線が下になるように位置を調節しましょう。
また、背筋を伸ばして椅子に深く腰掛け、自然に手をおいたときに、ひじの角度が90~100度くらいになるようにキーボードの位置を調節しましょう。
長時間のデスクワークの際には、1時間に1回は伸びをしたり、椅子から立ち上がったり、ストレッチをするなど心がけましょう。
・運動をして血行を良くする
ウォーキングやサイクリング、ストレッチやラジオ体操など、身体への負担が少なく、全身の筋肉をバランス良く使う運動を、少しずつでも行い、続けるようにしましょう。このような運動は血行を良くします。
・肩や首を冷やさない
冬の寒さや夏のエアコンによる冷やしすぎは、身体の筋肉をこわばらせ、緊張させます。
冷気をなるべく避けようにし、蒸しタオルやカイロなどを使って、肩や首を温めるようにしましょう。
入浴も効果的です。
・ストレッチを行う
首や肩関節周辺のストレッチを行いましょう。
背筋を伸ばし、息を吸いながら肩を高く上げて、息を吐きながらストンと肩を落とします。
このような肩の上げ下げストレッチを10回ほど繰り返しましょう。
また、両手に水を入れたペットボトルを持ち、それを振り子のように前後に振ります。
このように腕を前後に振りましょう。
その他、両腕を大きく前に回したり、後ろに回したりしましょう。
その他、セルフマッサージや、自分に合った枕や寝具を選ぶこと、疲労やストレスをためないこと、栄養バランスの良い食事をとることなども心がけるようにしましょう。
それでも、肩こりが解決しないときは、ひとりで悩まず整骨院に行ってみましょう。
整骨院では手技療法によって、筋肉を緩めたり、可動域を広めたりすることで本来の筋肉の働きや体の動きができるように促していき、痛みの緩和および治癒を促進します。
八千代市緑ヶ丘の整骨院
みうら整骨院