骨粗しょう症
小魚のヒモノ
こどもの頃、骨を強くするために、小魚を食べるように言われたことはありませんか?わたしたちが子供の頃、骨を丈夫にするために、よく小魚を食べるように言われました。それは、小魚に多く含まれるカルシウムが、骨を形成するために良いとされているからです。
カルシウムを含む食べ物
カルシウムは、小魚のほかにも牛乳、乳製品、干しエビ、小松菜にも含まれています。また、カルシウムとビタミンDを一緒にとると、カルシウムが体内に吸収されやすくなります。ビタミンDは、しいたけ、卵、サケ、サンマ、ウナギなどに多く含まれますよ。
骨粗しょう症とは
骨が徐々にもろくなり骨折しやすくなる状態・疾患を骨粗しょう症といいます。 骨粗しょう症では、骨の密度が低下し、スカスカの状態になっているので、ちょっとつまづいて手をついたときや、くしゃみをしたときなどの、ほんのちょっとしたことで骨折することもあるのです。
痛みもないために、ご自身で気付かないこと多く、本人が病院へ足を運び、定期的に骨密度の検査をするなど、気にかけていくことが大切ですよ。
特に女性は、女性ホルモン分泌の減少の関係から、50歳前後から骨密度が低下していきます。カルシウムの吸収率の低下や体内でのビタミンDを作り出す働きの低下などが原因と考えられています。
骨の新陳代謝
わたしたちの身体を支えている骨は、実は少しずつ生まれ変わって新しい骨になっています。新しい細胞がくり返しうまれて、約3年で新しい骨になると考えられています。
健康な状態の骨は、古い骨をこわす働きと、新しい骨をつくる働きがバランスよく行われることで、徐々に新しい骨へと生まれ変わっていきます。骨粗しょう症の場合は、このバランスが崩れてしまい、骨がスカスカな状態になってしまうのです。
骨折がおきやすい場所
骨粗しょう症により骨折しやすいのは、背骨、足の付け根、手首、腕の付け根です。年を重ねるとともに、体の重みで骨が押しつぶされる圧迫骨折も多くなります。 一ヵ所が骨折すると、その周りの骨にも負担がかかります。
早めの発見、治療が大切です。
予防対策
防止するには、しっかり栄養を摂るほか、日の光を浴びることも良いとされています。紫外線を浴びると、ビタミンDが体内でつくられます。真夏の直射日光は良くありませんが、朝日を30分浴びる、木陰で30分休むなど、体調に注意して過ごすのがおススメです。また、ウォーキング、散歩、ジョギングなどの刺激も骨を強くします。
感想
ケガをしないように、びくびくしがちですが、もちろん、無理や急な運動は禁物ですが、直射日光は避けますが、日に当たるようにする。適度な運動、ゆったりと歩くのがいいのではないでしょうか。
八千代市緑ヶ丘の整骨院
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