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膝の痛みの原因から整骨院で受けられる治療方法について紹介します

膝に痛みを感じたら

膝の痛みは年齢と共に多くの人が抱える辛い症状です。膝に痛みがあると日常生活に支障をきたすので、痛みに悩まされている方は速やかに病院を受診するようにしましょう。しかし、中には病院で診察や治療をしてもらっても中々症状が改善されずに他の治療方法を探しているという方もいると思います。そこで本記事では、膝の痛みの原因から整骨院で受けられる治療方法についてまで紹介していきますので、興味がある方は是非最後までご覧になって下さい。
 

膝の痛みの主な原因と改善方法

はじめに、膝の痛みの主な原因とそれらの改善方法について紹介します。
 

変形性膝関節症

変形性膝関節症は特に中高年以降の方に多く見られる症状で、約2500万人以上の方が変形性膝関節症に苦しんでいるとされています。変形性膝関節症は加齢や女性ホルモンの減少によって膝関節の軟骨がすり減り、骨が変形してしまう状態のことを指します。そのため患者は女性の方が圧倒的に多く、男性の約4倍ほどいるとされています。歩行時や膝の曲げ伸ばしの際に特に痛みを感じるため、変形性膝関節症を発症している方の中には日常生活に支障を来たしている方も少なくありません。

治療方法

変形性膝関節症の治療方法として、ヒアルロン酸や消炎鎮痛剤といった投薬に関する治療や、手術、幹細胞治療、温熱療法、運動療法といった方法があります。変形性膝関節症の初期段階では温熱療法や運動療法などで改善していきますが、症状が進行してしまうと最悪の場合人工関節の手術をしなければならなくなります。
 

関節リウマチ

関節リウマチは、関節が炎症を起こすことで軟骨や骨が正常に機能せず変形してしまう病気です。関節リウマチの場合は他の症状に比べて何もしていなくても痛みを感じるのが特徴で、腫れや激しい痛みを伴ったり左右の関節で同時に発症することが多いといいます。他にも関節リウマチになると朝のこわばりを感じたり、痛みだけではなく37℃台の微熱や、倦怠感、食欲不振といった症状が続く方もいます。関節リウマチの原因は免疫系の異常とされていて、特に30~50歳代の女性に多く発症する傾向にあります。

治療方法

関節リウマチの治療方法として、以前は投薬によって痛みを緩和するか、手術で患部を取り除くしかありませんでした。しかし最近だと関節リウマチの進行を食い止めて関節の破壊を防ぐ薬が開発されているため、それらの投薬による治療がメジャーになってきています。それに加えて、手術や運動療法といった治療を組み合わせて行われることが多いです。
 

膝半月板損傷・十字靭帯損傷

膝半月板損傷や十字靭帯損傷は主に交通事故やスポーツでの怪我によって発症しますが、一部はストレスや遺伝的要因によって発症する場合もあります。これらの外傷を受けてしまうと、膝の痛みはもちろんのこと、膝の曲げ伸ばしの際に引っかかりを感じたり、膝崩れといって歩行中などに急に膝に力が入らなくなる状態になることがあります。

治療方法

膝半月板損傷や十字靭帯損傷の治療方法として、安静にしておく方法や、投薬治療、手術、運動療法などがあります。

筋肉などの緊張

筋肉や筋膜の緊張によって膝の痛みが引き起こされる場合があります。その場合、病院で診察してもなかなか原因が分からない場合が多く、治療に悩んでる方も少なくありません。

治療方法

筋肉や筋膜の緊張をほぐす方法として、ストレッチやもみほぐし、運動療法などがあります。
 

整骨院で受けられる施術

ここからは膝の痛みを感じた際に整骨院で受けられる施術の一部について紹介していきます。

ハイボルト療法

ハイボルト療法は、膝の痛みとなる炎症や原因が体の奥深くにある場合に有効な方法です。ハイボルト療法では原因となる部位に高電圧の電流を流すことで組織の回復を促す効果があります。整骨院で行われる電気治療の中でもハイボルト療法は即効性があるとされていて、瞬間的な電流を流すことで治療の際に感じる皮膚の痛みも軽減されています。

運動療法

運動療法は運動によって症状の改善や予防をする治療方法です。リハビリテーションなども含まれ、筋力強化や体力維持、健康増進など様々な目的で行われます。具体的な運動療法のやり方には、ストレッチ、ウォーキング、筋トレなどがあります。

テーピング

テーピングはスポーツをする方だとよく利用すると思いますが、整骨院の治療でも『腫れの軽減』『筋肉の補強』『関節の固定』といった目的で使用されています。特に膝の痛みの治療だと、患部を固定し安静にしたり周りの筋肉補助が必要な場合があるため、有効な治療方法の1つです。

骨格矯正

骨格矯正は全身の骨格を整えることで体の歪みをなくし、バランスを整える治療方法です。整骨院では特に背骨矯正や骨盤矯正といった骨格矯正のノウハウが充実しているため、おすすめの治療方法です。知らず知らずのうちに生じる体の歪みが膝への負担に繋がり痛みを再発する方もいるため、膝の痛みの予防や再発防止に効果的です。

温熱療法

温熱療法は患部や幹部周辺を温めることでこりや筋肉の緊張をほぐし、血行を促進させる治療方法です。痛みがないため、強い膝の痛みを抱えている方でも治療できます。

つぼへの刺激

手技療法によってつぼを刺激したり、金属粒がついたテープを張ることでツボへアプローチする治療方法です。強い刺激ではないため、痛みが不安な方でも安心して治療を受けられる特徴があります。
 
 

整骨院で膝の痛みを治療する際の注意点

最後に、膝の痛みを整骨院で治療する際の注意点について紹介します。

保険適用にはならない可能性がある

整骨院での治療は特別な場合を除いて基本は自費診療となります。整形外科で治療する際は保険適用となる場合がほとんどなので、治療費が高くなりやすい点には注意しましょう。ただし整形外科だと痛みに対する対処や手術、投薬がメインの治療となることがあるため、それらを受けても効果がなかった方や、リハビリテーションや痛みの予防をしたい方には整骨院での治療がおすすめです。

整形外科での診察が必要

膝の痛みには変形性膝関節症や関節リウマチなど、手術や投薬による治療が必要な場合があります。整骨院ではレントゲンによる診察などが出来ないため、整骨院で治療を受けている場合でも定期的に整形外科での診察を受けることがおすすめです。これらの病気にかかっていたとしても早期発見ができれば、投薬や手術を行わなくても改善出来る場合が多いため、必ず定期的な診察をうけるようにしましょう。
 
 

まとめ

いかがでしたか。膝の痛みは発症すると日常生活に支障をきたすこともあります。その中には早めの対処が必要な病気もあるため『加齢によるものだろう』『スポーツをしているから仕方ない』といった理由で、放置しておくことはおすすめしません。膝の痛みを感じたらまずは整形外科で診察をしてもらい、その後の治療として整骨院での治療も視野にいれていただければと思います。本記事が膝の痛みを抱える全ての皆様の参考になれば幸いです。