足がむくむのはなぜ?

立ち仕事やデスクワークで長時間同じ姿勢を続けていると、足がパンパンになってしまうのはなぜでしょうか?その主な原因は、血行やリンパの流れが悪くなることにあります。

人間の体には、心臓から送られる血液や、老廃物を回収するリンパ液の流れがあります。特に下半身の血液は、ふくらはぎの筋肉がポンプのように収縮することで、重力に逆らって心臓に戻されます。しかし、長時間動かずにいると、このポンプ機能がうまく働かなくなり、水分や老廃物が足に溜まりやすくなってしまうのです。これが「むくみ」の正体です。

むくみの主な原因

  • 生活習慣---長時間同じ姿勢でいる、立ちっぱなしや座りっぱなしの状態が続くと、重力によって水分が下半身に溜まりやすくなります。
  • 冷え----体が冷えると血管が収縮し、血行が悪くなります。これがむくみを引き起こす一因となります。
  • 塩分の摂りすぎ----体内の塩分濃度を一定に保つため、体が水分を溜め込もうとします。これによりむくみが起こりやすくなります。
  • 筋力不足---ふくらはぎの筋力が弱いと、下半身の血液を心臓に戻す力が弱くなり、むくみやすくなります。
病気が原因の場合
  • 心臓病---心臓の機能が低下すると、全身に血液を送り出す力が弱まり、下半身に血液が滞留してむくみが生じることがあります。
  • 腎臓病---腎臓の働きが悪くなると、体内の水分や塩分が適切に排出されず、むくみにつながることがあります。
  • 肝臓病---肝臓の機能低下は、血液中のたんぱく質が不足する原因となり、むくみを引き起こすことがあります。
  • 甲状腺の病気---甲状腺機能が低下すると、代謝が悪くなり、全身のむくみにつながることがあります。

むくみ以外にも症状があったり、むくみの症状がなかなか改善されない時は医療機関に相談しましょう。

むくみを放っておくとどうなるの?

単なる見た目の問題だと思われがちなむくみですが、放置するとさまざまな不調につながることがあります。

疲労感やだるさが取れない: むくみは老廃物が溜まっているサイン。それが全身の疲労感やだるさの原因となります。

冷えやすい体質になる: 血行不良が続くことで、手足が冷えやすくなります。

さらなる不調につながる可能性も: むくみが慢性化すると、自律神経の乱れや、筋肉や関節の痛みにつながることもあります。

毎日しっかりとケアして、むくみを予防することが大切!

むくみの簡単ケア方法

日常生活でできるむくみケアをいくつかご紹介します。毎日続けることで、むくみにくい体づくりを目指しましょう。

  • 適度な運動を取り入れる----ウォーキングや軽いジョギング、ストレッチなど、体を動かすことで血行を促進します。特に、ふくらはぎの筋肉を使う運動が効果的です。
  • 入浴で体を温める----シャワーだけでなく、湯船にゆっくり浸かることで全身の血行が良くなり、むくみ解消につながります。
  • セルフマッサージを行う----お風呂上りなど、体が温まっている時に行うのがおすすめです。足首から膝の裏に向かって、両手でふくらはぎを優しく揉み上げるようにマッサージしましょう。
  • 食事を見直す----塩分を摂りすぎないよう、薄味を心がけましょう。
  • カリウムを多く含む食品(バナナ、アボカド、きゅうりなど)は、体内の余分な水分を排出するのを助けてくれます。
注意!

セルフケアを試してもむくみが改善しない場合や、むくみがひどい、急にむくみ出したといった場合は、病気が隠れている可能性もあります。その際は、当院のような専門家、または医療機関にご相談ください。

毎日しっかりとケアして、むくみを予防することが大切ですよ!

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