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頭痛について

頭痛の種類

頭痛にはさまざまな種類がありますが、まず大きく一次性頭痛と二次性頭痛の2つに分けられます。

特に明確な病気があるわけではないが繰り返し起こる頭痛のことを一次性頭痛といい、病気が原因で起こる頭痛を二次性頭痛といいます。

一次性頭痛の主なものとして、以下の3つが挙げられます。

  • ①緊張型頭痛
  • ②片頭痛
  • ③群発頭痛
  • ④混在型頭痛

 

頭痛の症状

①緊張型頭痛の症状

  • ・後頭部を中心に頭全体が締めつけられるような重い痛みを感じる
  • ・ほぼ毎日のように一日中一定の鈍い痛みが持続する
  • ・身体を動かすと少し楽になる
  • ・肩や首のこりを伴う
  • ・軽いめまいを伴うこともある
  • ・温めると楽になる
  • ・仕事は何とかできるくらいの痛みである

 
後頭部や首の後ろから肩、背中にかけての筋肉が緊張するために起こる頭痛が緊張型頭痛です。日本人に最も多く見られる頭痛であり、年齢や性別を問わず、誰もが発症する可能性があります。

②片頭痛の症状

  • ・ズキンズキンと脈打つような強い痛みを感じる
  • ・いったん痛み出すと2~3日間は続き、月に何度か頭痛を繰り返す
  • ・頭の片側が痛むことが多いが、両側が痛むこともある
  • ・身体を動かすと頭に響き、痛みが増幅する
  • ・吐き気、嘔吐、下痢などの症状がでることもある
  • ・光、音、におい、気圧や温度の変化に対し敏感になる
  • ・頭痛が起きる前にチカチカした光が見えることがある
  • ・時には寝込むほどの痛みを感じ、生活に支障をきたすこともある

 
血管周辺に異常が起きる発作性の頭痛が片頭痛です。片頭痛の名称は、頭の片側が痛むことに由来していますが、両側が痛むことも少なくありません。20代から40代の女性に特に多くみられる頭痛です。

③群発頭痛の症状

  • ・目の奥をえぐられるような激しい頭痛がある
  • ・1~2カ月の期間に集中して、毎日のように同じ時間に痛みが起こる
  • ・痛みがあらわれるのは1~2時間である
  • ・頭の片側だけが痛む
  • ・目の充血や涙、鼻水を伴うことがある
  • ・耐え難い痛みを感じる

 
ある一定の期間に集中して、片目の奥に耐え難い痛みを生じる頭痛が群発頭痛です。七転八倒するほどのたまらない痛さが生じます。20代から40代の男性に特に多くみられる頭痛ですが、その数は少なく、まれなタイプといえます。

④混在する場合

慢性的な頭痛のツートップは、緊張型頭痛と片頭痛ですが、慢性的な片頭痛の方の多くは緊張型頭痛の症状を併せ持っています。

頭痛が起きたら鎮痛剤を飲むという生活を続け、市販の頭痛薬が手放せない方もいらっしゃるのではないでしょうか。鎮痛剤に頼りすぎると頭痛を慢性化してしまう可能性があります。自分の頭痛の原因を知って、改善していくことが大切です。
 

頭痛の原因

①緊張型頭痛の場合

肩や首のコリとメカニズムや原因が似ています。

・長時間のデスクワーク

デスクワークなどで長時間うつ向いた姿勢を続けると、首や肩の筋肉、頭の筋肉などが緊張して血流が悪くなることで、筋肉が疲労し、その周囲の神経が刺激されて痛みが起こります。バッグを肩にかけるというような特定の姿勢を続けることで起こることもあります。

・精神的なストレス

精神的なストレスを受けた場合も同様に、首や肩の筋肉、頭の筋肉などが緊張して血流が悪くなることで、筋肉が疲労し、その周囲の神経が刺激されて痛みが起こります。また、自律神経に影響することにより頭痛の原因になります。

②片頭痛の場合

片頭痛のメカニズムや原因ははっきりと解明されておらず諸説あります。遺伝的な体質も関係していると考えられています。

・脳の血管の急激な拡張

脳の血管が急激に拡張すると周囲の三叉(さんさ)神経を刺激し、刺激で発生する炎症物質がさらに血管を拡張して、片頭痛を発症します。

・気候の影響

片頭痛は気候にも影響を受けます。梅雨や台風時期の低気圧といった天候の変化は、片頭痛を起こしたり、悪化させたりします。人によって時期は様々ですが、片頭痛の起こりやすい時期がある方もいます。

・不規則な睡眠

寝不足はもちろん、寝過ぎや長時間の昼寝といった不規則な睡眠は片頭痛の原因になります。

・空腹による血糖値の低下

空腹による血糖値の低下も片頭痛の原因になりえます。

③群発頭痛の場合

群発頭痛も原因は解明されていませんが、体内時計が乱れることで、目の奥にある血管に異常が起きると考えられています。
 

頭痛の対処法

①緊張型頭痛の対処法

首や肩周辺を温めたり、筋肉の緊張をほぐしたりすることが大切です。

普段から長時間同じ姿勢を続けないようにしたり、マッサージやストレッチを行ったりするとよいでしょう。気分転換も効果的です。

・長時間同じ姿勢をとらない

普段から姿勢を正して、同じ姿勢で長時間の作業をしないようにしましょう。気づいたときには簡単なストレッチをこまめに行い、首や肩の筋肉の緊張をほぐしましょう。

・目の周り、首や肩を温める

入浴や半身浴などで身体を温めて、首や肩の筋肉のこりをほぐし、血行をよくしましょう。蒸しタオルなどで目の周り、肩や首などを温めるのもよいでしょう。電子レンジで繰り返し使えるグッズや貼って使える温熱パッドなどを活用するのもおすすめです。

・マッサージやストレッチを行う

首や肩のマッサージやツボ押しをすると、血行が良くなって、筋肉の緊張がほぐれることで痛みがやわらぎます。首をゆっくりと左右や上下に動かしたり、回転させたりすると予防にもよいでしょう。

・気分転換をする

頭痛が始まったら、心身にストレスを与えていることを一旦ストップして、その場所から離れるなど、早めに気分転換をしてみるとよいでしょう。

・適度な運動をする

適度な有酸素運動は血行をよくして筋肉の緊張をほぐしてくれます。ストレス発散にもなるためおすすめです。

・枕の高さを調整する

高すぎる枕や柔らかい枕は首の負担になり、知らず知らずのうちに筋肉を緊張させることになります。高すぎず、柔らかすぎない自分に合った枕を選ぶことで予防ができます。

②片頭痛の対処法

頭痛が起きている時は、血管を広げてしまう入浴や運動、マッサージなどは厳禁です。痛む部分を冷やし、静かな部屋で休むことがおすすめです。

できれば横になるとよいでしょう。また、我慢できないほどひどい場合は、迷わず専門医の診察を受けましょう。

・こめかみを押さえたり、冷やす

こめかみを押さえて、血流を阻害すると効果があります。また、冷たいタオルや冷却シートなどを痛む部位に当てると、血管が収縮して痛みの軽減に役立ちます。一方、入浴やマッサージなどは血管を拡張させるので痛みが増すことになり逆効果になるので注意しましょう。

・静かな暗い場所で休む

頭痛の最中に体を動かすと痛みが増し、光や騒音でも痛みはさらに増してしまいます。できるだけ、静かな暗い場所で横になるようにしましょう。

・頭痛日と環境をチェックする

人ごみや睡眠不足など、どのような環境が重なったときに片頭痛が起きるかを記録しておくことで、原因となる環境を特定することができます。該当する時期にはそのような環境を避けるようにしましょう。

・週末の寝だめは避ける

寝不足、寝過ぎ、疲労、空腹など体のストレスは片頭痛の引き金になるので避けましょう。とくに週末の寝だめや二度寝は、空腹と寝すぎが重なって片頭痛を重くするので要注意です。

③群発頭痛の対処法

・専門医の診察を受ける

痛みが激しいこともあるため、そのような場合は専門医の診察を受けるようにしましょう。

・規則正しい生活を心がける

痛みがあらわれている時期は、飲酒や喫煙は控えた方がよいでしょう。また、日ごろから規則正しい生活を心がけることも大切です。

④混在型頭痛の対処法

頭痛はタイプによって対処法が異なります。

緊張型頭痛と片頭痛の症状が混在する場合は、まず緊張型頭痛の対処をするようにしましょう。

緊張型頭痛の症状を改善させてから、片頭痛の対処をするとよいでしょう。

頭痛のタイプによっては、ひとりで悩まずに整骨院に行ってみることをおすすめします。

整骨院では手技療法によって、筋肉を緩めたり、可動域を広めたりすることで本来の筋肉の働きや体の動きができるように促していき、痛みの緩和および治癒を促進します。

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