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繊維筋痛症とは?症状から効果的な治療法まで紹介

聞きなれない病気?『線維筋痛症』とは

皆さんは繊維筋痛症という言葉を聞いたことがありますか?線維筋痛症とは体の広範囲に痛みをともなう原因不明の病です。その痛みは少し痛いというレベルから、日常生活が困難なほどの激痛まで様々だと言われていますが、一般的にはかなりの痛みを感じることが多い病気です。痛みを感じる期間は長く、慢性的に全身の痛みに悩まされている患者が多いです。日本では2004年のデータですが、人口の約1.7%が発症しているといい、人口で表すと約200万人にも方がこの病気に苦しんでいるといいます。発症する年齢層も子供からお年寄りまで様々で、どういった年代の方でも発症する可能性があります。
 

線維筋痛症の特徴

線維筋痛症には主に3つの特徴があります。
 

はっきりとした原因がわかっていない

線維筋痛症の困る点として、発症する原因がわかっていないことが挙げられます。原因が分からないので予防しずらく、発症したとしても思い当たる節がないため痛みを放置してしまい、早期発見が遅れることがあります。

検査では異常がみつからない

繊維筋痛症はその原因がよくわかっていないため、検査で異常を見つけることができません。例えば繊維筋痛症を発症して全身の激痛を訴えて病院に検査にいったとしても、検査では『異常ありません』といわれてしまう可能性があるのです。そのため、早期発見が遅れたり治療が進まず症状に苦しむことがあります。

慢性的に広範囲にわたって痛む場合が多い

繊維筋痛症の患者は多くの場合、広範囲にわたっての慢性的な痛みを感じるといいます。体の狭い範囲が突然痛むという場合には、繊維筋痛症ではなく何か他の原因がある可能性が高いです。しかし、全身が理由もなく慢性的に痛むという場合には、繊維筋痛症を疑ってみた方が良いかもしれません。
 

繊維筋痛症と診断してもらうには?

原因が分かっておらず検査では異常を見つけることが出来ない繊維筋痛症は、どのように診断されるのでしょうか?3つほどの指標があるのでそれらを紹介していきます。
 

指標その1 全身の広範囲に痛みがあるかどうか

繊維筋痛症では局所的に痛みが続くという場合は多くありません。広範囲な痛みが継続することが特徴なので、全身に痛みがあるかどうかが、繊維筋痛症と診断するにあたっての重要な事項となります。

指標その2 圧痛点に定められた全身18カ所のうち、11カ所以上に痛みがあるかどうか

圧痛点とは、医学的に定められた『押すと痛みを感じる場所』のことを指します。圧痛点には具体的に、膝や後頭部、僧帽筋や臀部などが含まれます。これらは全身で18箇所あり、そのうちの11箇所以上に痛みを感じる場合は要注意です。

指標その3 痛みが3か月以上続いているかどうか

繊維筋痛症の特徴でもある慢性的な痛みという部分を知るために、3カ月以上にわたって痛みが続いているかどうかが判断基準となります。

いかがでしたか?これらの点に症状が当てはまっている場合、繊維筋痛症である可能性があります。しかし、これらの点に当てはまっていないからと言って必ずしも繊維筋痛症ではないとは言い切れません。あくまでも紹介したのは診断の指標であり、最終的には医師との丁寧な診察により診断されますので、少しでも当てはまるなと思った方は早急に病院を受診して下さい。
 

繊維筋痛症の治療方法は?

発症すると非常につらい繊維筋痛症ですが、様々な治療方法が研究されています。治療の代表的な例について見ていきましょう。
 

運動療法

運動療法といっても激しいものではなく、定期的なストレッチなどで筋肉の代謝を促し血行を促進するための運動を行う治療方法です。

薬物療法

現在ではかなり主流の治療方法であり、繊維筋痛症による全身の痛みを和らげるための様々な薬があります。繊維筋痛症の患者さんは慢性的な痛みによって睡眠障害やうつ病などを併発してしまうことがあり、睡眠薬や抗うつ剤なども処方される場合があります。ただし中には保険適用外にされている薬もあるため、処方してもらう際にはしっかりと確認することがおすすめです。

認知行動療法

痛みを感じる自己の認知を改善していくことにより、症状の緩和を促す治療方法です。繊維筋痛症の痛みは実際に体に炎症がおきているわけではなく、脳の異常によりなんでもない刺激を痛みと認識してしまっていると考えられているため、有効な手段の1つとされています。

心理療法(カウンセリング)

カウンセリングなどによりストレスを軽減し、痛みを改善していく治療方法です。繊維筋痛症の患者には精神的な負担を感じたり、日常的にストレスを抱えている場合が多いとされているためうつ病や睡眠障害を併発している方もいます。そのため心理療法も全体の症状改善に大きく役立つのです。

温熱療法

温水プールや入浴、光線治療などによって痛みを感じる部位を温め痛みを緩和する治療方法です。

複合的に対処する

これまで紹介してきたさまざまな治療方法を組み合わせて治療する方法です。原因がはっきりしていない病気のため、どの治療方法が最も自分に合うかわかりません。そのため、治療を進める過程でこれらの様々な治療方法を組み合わせていく方法があります。
 

早期発見と早期治療が大切

繊維筋痛症は早期発見と早期治療が大切だとされています。慢性的な激痛に悩まされるこの病気は、放置しておくと睡眠障害やうつ病など他の疾患まで併発してしまう可能性があるのです。しかし、原因がわかっていない繊維筋痛症において早期発見はなかなか難しいともされています。そこで、自分で簡易的に繊維筋痛症かどうかを判断する方法として『スクリーニング』というものが存在します。これは繊維筋痛症の可能性を図るための問診票であり、ネットで公開されているものなので体の不調に思い当たるふしがある方は是非一度試してみてください。

スクリーニング
https://toutsu.jp/pdf/checksheet_fibromyalgia.pdf
 

改善にはストレス軽減が重要

これまで繊維筋痛症の症状や治療法について紹介してきましたが、近年の研究で繊維筋痛症にはストレスが大きく関わっている可能性があることが分かってきました。繊維筋痛症による痛みは実際に体が炎症を起こしているのではなく、脳の一部が炎症を起こすことによってあらゆる刺激が痛みと認識されており、それを引き起こす可能性があるのが日々のストレスだといいます。まだまだ研究は進むと思われますが、繊維筋痛症の予防には日常のストレスを少しでも減らしていくことが重要と考えられます。
 

まとめ

繊維筋痛症は原因がはっきりと分かっていない病気です。しかしその症状は辛く、患者は慢性的に続く全身の痛みに悩まされます。こういった辛い症状に悩まされないためにも、現在は日々の生活からなるべくストレスを減らす必要があるとされています。ストレスがない生活の実現は難しいと思いますが、意識してストレスを減らしていくことが大切です。繊維筋痛症は放置すると危険な病気ですので、当てはまる症状がある場合にはすぐに病院を受診するようにしましょう。