打ち身・打撲でお悩みの方へ
実は、「打ち身」と「打撲」は同じ意味なんです。
外部からの衝撃が加わって生じた皮下組織の損傷のことです。
日常生活の中で物にぶつけたり、転んでしまったりしてできるのが「打撲」であり「打ち身」なんです。
テーブルの角にうっかりぶつけてしまった、人とぶつかって転んでしまった、なんてたまにありますよね。
この場合は病院に行く人は少ないですね。大抵は自然と治っていきます。
打撲って
「打撲」は外から強い衝撃が加わることでおこります。
衝撃が加わった時に、皮膚の下で筋肉や血管が切れて内出血をおこします。
皮膚に損傷は少なく、皮下組織が傷ついていて、腫れ・痛み・発熱・皮下出血などの症状が現れます。
皮膚にはかすり傷の出血を伴うこともあります。
発熱があるのは皮下組織が炎症を起こしているからですよ。
腫れがひどい場合は、神経が圧迫されるので、痛みも強く、また、しびれを伴うこともあります。
手や足、顔や頭部、腹部、臀部(おしり)など、いたるところに起こりうるケガです。
皮下出血の色の変化
『打撲』で神経が損傷した場合は、皮下出血したところに血液がたまります。
これは赤から青紫に、そして黄色っぽくなって徐々に色が変化します。
ぶつけたばかりは赤く、治りかけは黄色っぽくなるということですね。
そのうち体内に自然と吸収され、見た目もどこをぶつけたのか分からなくなります。
治りが遅い場合は骨折かも
ほとんどの場合は3日間ほど様子を見れば腫れ引いて良くなっていきます。
あまり治りが遅い、痛みが強い場合は、「打ち身=打撲」ではなく、骨折などを疑ってみたほうがいいかもしれませんよ!!
特に、タンスの角に足の指をぶつけた、重いものを足に落とした、などというケースは注意してくださいね。
足の指は非常に小さな骨の集まりで形成されているので、骨折・ひびがはいりやすい部分です。
治りが遅い場合は、過信せずに専門機関で診察をしてください。
「打ち身=打撲』の対処法は
ぶつけたばかりは、皮膚の下の組織が炎症を起こしています。
アイシングと言って、冷やすことが大切です。
氷嚢があればいいのですが、ない場合は、氷をビニール袋に入れ、できれば直接幹部にはあてずに、濡れタオルなどの上から患部を冷やします。
程度としては15~20分くらい。
個人的な感覚や季節も関係しますが、くれぐれも冷やしすぎないようにしてください。
入浴時も患部を温めることはなるべく避けてください。
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